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カットした自分の髪を手に持つ有本花糸さん=明石市
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カットした自分の髪を手に持つ有本花糸さん=明石市
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カットした自分の髪を手に持つ有本花糸さん=明石市
切る前は髪を束ねて細かく分ける=神戸市東灘区、アトリエ テラス(有本さん提供)
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切る前は髪を束ねて細かく分ける=神戸市東灘区、アトリエ テラス(有本さん提供)

 病気やけがで脱毛などに悩む子どもたちに、医療用ウィッグ(かつら)を無償で提供する「ヘアドネーション」に協力するため、兵庫県明石市の小学2年生、有本花糸(いと)さん(8)が自分の毛髪を寄付する。約5年間、大事に手入れしてきた髪を約30センチの長さにカット。「もらった子が喜んでくれたらうれしいな」と笑顔を見せる。(川崎恵莉子)

 花糸さんは、地域のスポーツ教室でラグビーに打ち込む活発な女の子。長い髪が人気のディズニーキャラクター「ラプンツェル」に憧れ、3歳から髪を伸ばし始めた。

 5年間で髪は約60センチと身長の半分までの長さに。学校のプールの授業が始まるのを前に切るかどうか迷っていたところ、祖母が「大事に伸ばした髪の毛だから寄付してみたら」と、ヘアドネーションの活動を教えてくれたという。

 花糸さんは「最初はどうやって髪をあげるのかなって不安だった」。「『自分の髪で困っている子たちを助けられるんだよ』と説明してあげると、やってみようとなりました」と母親のつか沙さん(38)が振り返る。

 6月初旬、ヘアドネーションに賛同する神戸市の美容室へ。寄付できる長さは31センチ以上と決まっており、美容師が髪を細く束にしてからはさみを入れていった。

 花糸さんの髪からは長さ32センチある25本の束ができた。自宅に持ち帰った髪は活動を仲介する団体に近く送る予定。花糸さんは「切った時は寂しかったけど、困った人の役に立てられたらうれしい」と話す。

     ◇

 ヘアドネーションの活動は日本で2009年に始まった。NPO法人「ジャパン・ヘアドネーション&チャリティー」(大阪市)によると、一つのウィッグを作るのに30~50人分の髪が必要。同法人には年間約12万件の髪の毛が全国から届き、10代以下の子どもらからの寄付は約4割を占めるという。7月2日時点で307人の子どもがウィッグを待っているという。

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