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新型コロナの感染拡大に伴い、2020年度は入院、外来ともに患者が減少した明石市立市民病院=同市鷹匠町
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新型コロナの感染拡大に伴い、2020年度は入院、外来ともに患者が減少した明石市立市民病院=同市鷹匠町
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 兵庫県明石市立市民病院(同市鷹匠町)の2020年度の外来患者数が、1日当たり476人と前年度と比べて14%減り、地方独立行政法人に移行した11年下半期以降で最も少なかったことが分かった。新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令などに伴う外出自粛に加え、新型コロナの感染を恐れて受診控えが起きたことが響いたとみられる。(長尾亮太)

 6日に開かれた同病院の評価委員会で報告した。

 20年度の外来患者数は11万5685人で、前年度比1万7782人減少。診療科別でみると、38%減の小児科や、41%減となった眼科の落ち込みが目立った。

 20年度の入院患者数は、1日当たり238人と前年度と比べて21人減った。もともと50床あった病棟をコロナ患者専用に切り替え、23床を上限として運用したため、病床の稼働率は72・8%と前年度比6・1ポイント低下した。コロナの感染リスクが高い手術や処置をする分野で患者の受け入れを抑えたことも、病床稼働率を押し下げた。

 なお、20年度に同病院に入院したコロナ患者数は439人だった。

 同病院に救急車で運び込まれた患者数は2388人で前年度比25%の減。外出自粛の影響で救急を要する事例が減ったほか、感染予防対策の徹底など健康意識の向上も救急搬送の減少につながったとみられる。

 コロナの感染拡大防止対策の一環で、国が示した方針に従い、電話診療による処方箋の発行を20年3月から実施。担当医が固定している慢性疾患の患者らが対象で、20年度末までに1130件に対応した。

 こうした結果、20年度の医業収益は、前年度比9%減の69億1300万円となった。他方、コロナ患者の入院受け入れに伴い、国から補助金を受けたため、純利益は5・6倍の7億4300万円と地方独立行政法人に移行後では最高を更新した。

 評価委員会で藤本莊太郎理事長は、20年度の経営について「コロナ患者の入院を受け入れる市内唯一の医療機関だったので、目の前のコロナ患者と向き合うことに最優先で取り組んだ」と述べた。

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