兵庫県明石市立望海中学校水泳部出身の小西杏奈選手(25)が、東京五輪の女子400メートルメドレーリレーと100メートル背泳ぎに出場する。明石市の水泳界からのオリンピアンの誕生に、元顧問や仲間は「東京でひのき舞台に立つ小西選手にぜひ声援を」と注目を呼び掛ける。(長尾亮太)
望海中水泳部元顧問の南谷昌宏さん(59)=現王子小学校教頭=によると、小西選手は豊岡市で生まれ、二つ上の姉伶実さんの背中を追って水泳を始めた。当時、南谷さんは県中学校体育連盟で強化練習を担当するなど水泳指導に力を入れており、小西選手は才能を伸ばせる環境を求めて望海中へ進学した。伶実さんとともに同校水泳部OB宅で暮らしたという。
「中学時代は後に花開くためのベースを築く時期。泳ぎ方に偏りをつくりたくない」。南谷さんの指導方針のもと、小西選手は得意とする背泳ぎに絞らず、自由形と平泳ぎ、バタフライも含む個人メドレーの選手として練習に励んだ。
1年生の全国中学校水泳競技大会では自由形の400メートルリレーに出場し、全国4位の成績を残した。
トップ選手を目指す上で中学校の練習環境は十分とはいえず、校外の施設も利用した。冬場の土日曜や放課後は三木、高砂市の温水プールで仲間と練習。学校の25メートルプールだけでなく、50メートルプールの泳ぎ方を身に付けるため、神戸や尼崎、加東市へも遠征した。中学3年の全国大会では100メートル背泳ぎで全国3位に輝いた。その後、強豪校の豊川高校(愛知県)や中京大(同)へ進み、背泳ぎの第一線で活躍した。
「朝夕の練習がいくらきつくても、授業も行事も全力で取り組んでいた」と語るのは、望海中水泳部顧問で3年時の担任だった本條晋也さん(36)。「中学生は普段の生活でサボり癖があると、練習でも全力を出せなくなりがち。彼女は自らを追い込むのが上手で、限界に挑む姿勢が後の成長につながった」と指摘する。
望海中水泳部の1年後輩で現在は大久保中の教壇に立つ杭田広人さん(23)は「一般的に自由形は背泳ぎよりも速いものだけれど、私が全力で自由形を泳いでも、背泳ぎの小西先輩にかなわなかった」と振り返る。
南谷さんは「さまざまな実力の生徒が集まる中学校の部活動で、小西さんは個人の記録だけでなく、一つの目標に仲間と力を合わせて挑むチーム意識を身に付けてくれた」と力を込める。東京五輪の400メートルメドレーリレーでも、白血病を克服した池江璃花子選手らと力を合わせ、メダル獲得を目指す。

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