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ドローンで撮影した明石の海などのパノラマ写真を収録した写真集「万里一空1」
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ドローンで撮影した明石の海などのパノラマ写真を収録した写真集「万里一空1」
ドローンを操縦する谷吉將さん。普段見られない視点から撮った写真で、地元の魅力発信も意識する=明石市中崎1
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ドローンを操縦する谷吉將さん。普段見られない視点から撮った写真で、地元の魅力発信も意識する=明石市中崎1

 小型無人機「ドローン」を使って、明石の海や神戸、但馬など兵庫県内各地の風景を空撮したパノラマ写真集「万里一空1」を、兵庫県明石市の男性が発行した。広がる海や空、街並みの雄大さが感じられる27点を収録。「ドローンならこんな写真も手軽に撮れることを知ってもらい、自分の住むまちの魅力を発信する仲間が各地に増えてほしい」と話している。(金山成美)

 明石市の建築会社「明石土建」社長、谷吉將さん(60)。3年前に家電量販店でドローンを体験して「簡単に扱えて楽しい。建てさせてもらった建物を撮ろう」と衝動買いしたのがきっかけとなった。

 許可が取りやすかったことから、地元明石の海沿いで飛ばすようになった。写真撮影は中学生の頃から親しんできたが、2018年10月、明石海峡大橋の支柱にかかる朝日の写真を撮影できたとき、「趣味のカメラは、これからはドローンになる」と確信。日の出や日没の方角や時間、天気予報をチェックし、構図も考えるようにした。「カメラと同じで、何回も通わないといい写真は撮れない」とのめり込んだ。

 「海側から見ると、明石のまちは開けていて、その奥には緑もある。海も近く、すごくいい環境だなと再認識した」と谷さん。写真が撮りたまるにつれ「コロナ禍で外出しにくい、施設で暮らす高齢者に楽しんでもらいたい」という願いが込み上げ、写真集の作製を思い付いた。

 A4サイズで、明石海峡大橋や大蔵海岸、明石公園、江井島や二見の漁港といった地元の風景をはじめ、神戸・中央区の夜景、舞子公園、日本海側では香美町や新温泉町の地形が感じられる景色も収めた。表紙は取り外すと、裏側には文字が入っておらず、写真として飾れるように工夫を凝らした。

 写真集は、明石市内の小中学校、特別支援学校、高齢者施設約120カ所に寄贈。「明石、兵庫の魅力を伝えたい。観光や移住促進などにも活用してもらえたら」と、幅広く役立つ素材となることを思い描く。

 「ルールを守り、ドローンの輪を広げながら、もっともっと撮影したい」と谷さん。写真集のタイトルには「1」と付けた。今後も展開していくつもりだ。

 40ページ、3300円。ジュンク堂書店明石店、明石観光協会などで販売している。

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