明石

  • 印刷
今年で見納めとなった大窪太鼓保存会の布団太鼓=明石市大久保町大窪
拡大
今年で見納めとなった大窪太鼓保存会の布団太鼓=明石市大久保町大窪

 兵庫県明石市大久保町大窪地区の大窪太鼓保存会が来秋、布団太鼓を新調することになり、9、10日の2日間、現有する布団太鼓を地元で展示した。新型コロナウイルスで秋祭りが中止となり、地区内の巡行はかなわなかったが、長年慣れ親しんだ地域の宝の見納めに大勢の住民が訪れた。

 同保存会によると、現在の布団太鼓は1890(明治23)年から使用。「竜」で統一された水引幕や提灯(ちょうちん)を1982年に新調するなど、100年以上にわたり大切に受け継いできた。しかし、木材の結合部などに損傷が生じ、巡行中に壊れる恐れも出てきたため、今年で役割を終えることになった。

 太鼓蔵前に置かれた布団太鼓には飾り付けが施され、2日間で約60人の氏子や住民らが別れを惜しんだ。10日夕に展示は終了。「来年こそ新しい布団太鼓で巡行できるよう祈りましょう」と同保存会の水田保廣会長(70)があいさつし、太鼓蔵の扉が閉まると、氏子から「とうとう終わってもうたな」と感慨深げにつぶやく声も聞かれた。

 水田会長は「さみしさもあるけど、いまはお疲れさんと声を掛けてあげたい」と話した。現有の布団太鼓は市が保管する方向で調整中という。(有冨晴貴)

明石
明石の最新
もっと見る
 

天気(12月2日)

  • 11℃
  • ---℃
  • 10%

  • 11℃
  • ---℃
  • 20%

  • 13℃
  • ---℃
  • 10%

  • 12℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ