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「障害者の声を国政に」と訴える福田剛さん=明石市
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「障害者の声を国政に」と訴える福田剛さん=明石市

■弱者が区別されない社会を

 週2回、作業所でゴム製品のばりを取ったり、タマネギの皮むきをしたりしても時給は100円足らず。好きなたばこ1箱を買うのさえためらわれる。

 未熟児で生まれ、入った保育器の酸素濃度が足らなかったそう。3歳になっても立ち上がれず、脳性まひと診断された。首から下がほぼまひ状態のままだ。

 障害者は勉強することさえ難しい。就学前診断で養護学校を勧められたけど、地元の小学校に2年から編入。「体育ができない」との理由で公立高校からは受験を拒否され、夜間の定時制へ。東京の大学に進学し、1人暮らしも経験。企業に就職したが上司のパワハラでうつ病に。明石に戻り、就労支援施設に通う。

 自立支援法などはできたが、労働基準法や最低賃金法といった、私のような障害者を労働者として扱う法律はない。障害者の声を国政に直接届けたいと、別の選挙区の候補者事務所でボランティアをしている。

 コロナ禍は障害者や高齢者といった社会的弱者をさらに追い込む。ステイホームで社会との数少ない接点を奪われる。コロナ禍でも障害者と健常者が区別されない社会を、足元から実現させてほしい。(小西隆久)

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