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戦争の犠牲者の冥福を祈り、献花する参加者=明石市中崎1
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戦争の犠牲者の冥福を祈り、献花する参加者=明石市中崎1

 太平洋戦争や空襲などで犠牲になった人々を悼む「明石市平和祈念式典(戦没者追悼式)」が6日、市民会館(兵庫県明石市中崎1)であった。遺族や市関係者ら約100人が参列し、平和の大切さを継承する誓いを胸に刻んだ。

 市によると、戦地や明石空襲などの戦災で命を落とした市民は4100人以上に上るとされる。式典は近年、明石空襲で多数の犠牲者が出た6月9日に合わせて開かれてきたが、新型コロナウイルスの影響で2年続けて秋に延期。時間短縮のため小中学生の平和作文の朗読や合唱をやめ、参加人数も絞って行われた。

 式典で泉房穂市長は「苛烈(かれつ)を極めた先の大戦で、家族の無事を案じつつ多くの人が戦禍にたおれた。永遠に忘れられない深い悲しみ」と戦没者を悼んだ。続いて県遺族会明石支部長の宗像邦彦さん(80)は「尊い犠牲と戦禍の記憶を教訓として深く胸に刻み、平和の尊さを次の世代に語り継がねばならない」と述べた。

 3歳のときに父親をビルマ(現ミャンマー)で失った男性(79)=同市=は、記憶にない父をしのぶため毎年式典に参加している。「供養になればと現地に3回足を運んだ。しんどかったやろうな、大変やったろうなと思った」と涙をこらえて語った。(松本茂祥)

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