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古民家を再生し、カフェを開いた平田朋子さん(左)と上林理恵さんの姉妹=神戸市西区平野町黒田
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古民家を再生し、カフェを開いた平田朋子さん(左)と上林理恵さんの姉妹=神戸市西区平野町黒田
多種類のスパイスを使い、旬のキノコのソテーを添えた薬膳カレー(平田朋子さん提供)
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多種類のスパイスを使い、旬のキノコのソテーを添えた薬膳カレー(平田朋子さん提供)

 兵庫県明石市大久保町の平田朋子さん(58)が、神戸市西区平野町で空き家になっていた築100年の古民家を活用し、カフェをオープンした。手作り料理が好きで「いつかお店をやりたい」と長年温め続けていた夢。仲良し姉妹で実現にこぎ着け、それぞれにこだわった薬膳スパイスカレーやふわふわのかき氷などを提供している。(松本寿美子)

 平田さんと妹の上林理恵さん(54)=神戸市西区=に「うちの空き家を使いませんか」と話が持ち込まれたのは約3年前。知り合いの明石市の建築会社「明石土建」社長、谷吉將さん(60)からだった。谷さんが小学5年まで暮らした家で、カフェ開業の夢を知って声を掛けたという。

 2人で見学に訪れると、大正期に建てられたという木造建築のゆったりした広さや趣のあるたたずまい、どっしりした屋根に魅了された。それでも不安で尻込みする姉の朋子さん。理恵さんの「とにかくやってみようよ」の一言が背中を押した。

 それまで主婦生活を送っていた朋子さん。経営の基礎知識を一から勉強するため、明石商議所の「創業塾」に通い、古民家再生セミナーにも参加した。6月からは明石市中崎1の砂利揚げ場跡地にある明石ウォーターフロントパーク・グラバにキッチンカーで出店し、味を磨いた。

 家主の谷さんも古民家を修繕。朋子さん姉妹や知人らの手作業で庭の土砂をかき出すと、石や池が配された本来の姿がよみがえった。谷さんは「生まれ育った家を、再び使ってもらえてうれしい」と喜ぶ。

 店名は「古民家かふぇ かるむ」。「かるむ」は英語で「穏やか」の意味。一帯は田畑に面したのどかな地域が広がり、「隠れ家的な場所でゆっくり過ごしてほしい」(朋子さん)との思いを込めた。自慢の薬膳スパイスが効いた「かるむカレー」(税込み1500円、サラダ・フルーツ付き)は旬のキノコと多種類のスパイスなどを組み合わせた。「体にいいものを食べて元気になってほしい」と話す。

 かき氷は、理恵さんが奈良の有名シェフに教えを請うたといい、イチジクやコーヒーゼリー、ゆずはちみつ(800円~)を用意。「これからもっと味を極めていく」と意気込む。

 店内14席。11月中の営業時間はランチタイムの午前11時半~午後2時と、カフェタイムの午後2~4時。ランチは事前予約が望ましい。車いすの人も付き添いがあれば対応できる。水、木曜と祝日定休。古民家かふぇ かるむTEL078・920・9258

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