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伐採計画の見直しを求め、要望書を手渡す小林禧樹代表(右から2人目)ら=明石公園
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伐採計画の見直しを求め、要望書を手渡す小林禧樹代表(右から2人目)ら=明石公園

 兵庫県が明石公園(同県明石市)の明石城石垣周辺などで進めている樹木の伐採について、同市の植物研究者らでつくる市民グループがこのほど、作業の中断などを求める要望書を斎藤元彦知事宛てに提出した。

 同公園では明石城の築城400年に合わせ、石垣と2基の櫓(やぐら)を見通しやすくなるように、県が2018年から伐採に着手。本年度は約630本が対象で既に約400本を切り終えたという。

 提出したのは「明石公園の自然を次世代につなぐ会」。県植物誌研究会の小林禧(とみ)樹さん(78)=同市=が代表を務め、会員は6人。要望書によると「必要以上に樹木が伐採され、貴重な生態系が脅かされている」とし、計画の見直しと、子どもの環境学習や憩いの場としての保全を主張している。

 同公園内で要望書を手渡した小林代表は「植物だけで絶滅危惧種が14種もある宝庫。特定の識者の意見だけではなく、他の声も取り入れながら進めてほしい」と訴えている。

 これに対し、北村智顕・県公園緑地課長は「石垣の保全と眺望確保のために伐採は必要。希少な植物に配慮しているが、細部で至らない点はあると思うので意見を聞いていきたい」と話した。(松本寿美子)

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