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地引き網漁体験で懸命に網を引っ張る児童=明石市大久保町江井島
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地引き網漁体験で懸命に網を引っ張る児童=明石市大久保町江井島

 優れた環境学習に取り組む学校を県教育委員会が表彰する「グリーンスクール」に、兵庫県明石市大久保町西島の江井島小学校が選ばれた。「島っ子!わたしたちは海レンジャー」と題し、眼前に広がる播磨灘を学びの場として活用。児童がじかに海の生き物に触れ、実態を見聞きすることで自然の豊かさや海の問題と向き合っている。

 グリーンスクール表彰は2004年に創設。今年は県内9小中高校が表彰を受けた。江井島小は今回が初めて。

 同校では、3年生が年間を通じて環境学習に取り組んでいる。授業を進めるに当たって地元も協力。住民団体「江井島の海と子どもを守る会」は海岸の清掃に一緒に取り組み、プラスチックごみが生態系に及ぼす影響を解説。江井ヶ島漁協の漁師を学校に招き、干しダコやタコ飯づくりにも挑戦した。

 19年からは地引き網漁体験を新たに導入。今年10月も漁協が沖合に設置した網を3年の全児童約120人で引っ張り上げた。子どもたちはイワシやコノシロに目を輝かせ、生きた魚に触れた。女児(8)は「海の授業は楽しい。今まで知らなかったことをたくさん学べる」と話すなど、児童の学習意欲の向上にもつながっている。

 環境学習の成果は一人一人が紙芝居やポスター、新聞にまとめ、同小コミセンに展示。活動の様子はホームページで公開している。阪口勝利校長(59)は「表彰いただけたのは地域の協力があってこそ。児童が自分の住む地域を知り、より好きになるような取り組みを続けたい」と話している。(川崎恵莉子)

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