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プロジェクトをどう進めるべきかなど悩みながらゲームを進める参加者=明石市相生町2
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プロジェクトをどう進めるべきかなど悩みながらゲームを進める参加者=明石市相生町2

 兵庫県明石市連合PTA(神足豊光会長)は27日、「持続可能な開発目標(SDGs)」をカードゲーム形式で学ぶ研修会を同市相生町2の勤労福祉会館で開いた。市内の親子ら約50人が参加。誰一人取り残さずに長続きする社会をどうつくるか、難しい課題にゲームを通して向き合った。

 幼小中PTA役員を対象にした人権教育リーダー研修会の一環。昨今よく目や耳にするSDGsについて理解を深めようと初めてテーマに取り上げた。

 まずSDGsの概念について進行役から「未来のみんなも地球も困ることなく暮らしやすいこと」との説明を受け、ゲームはスタート。プレーヤーは手持ちの「時間」「お金」などの範囲で開発プロジェクトに着手。これに連動して「世界の状況メーター」の経済、環境、社会の指標も変化し、好転はプラス、悪化はマイナスで表示された。

 参加者は「道路をつくる」「貧しい人の仕事をつくる」など各種事業を進める一方、経済の発展と環境とのバランスに腐心。与えられた人生の目標が達成できた人と未達の人があり、助け合いの大切さも学んだ。

 同市大久保町の主婦(32)は「自分が頑張っても世界にとってはよくないことが起こりうると実感。これからSDGsに貢献できる母親になれるように行動したい」と話した。(松本茂祥)

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