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政府への要望や不当に拘束されている人を支援する手紙を募る平石いづみさん(左)ら=明石市東仲ノ町
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政府への要望や不当に拘束されている人を支援する手紙を募る平石いづみさん(左)ら=明石市東仲ノ町

 新型コロナウイルスの情報をSNSで発信したために逮捕されたり、性的少数者の権利を擁護する活動が理由で命を狙われたりする人を、手紙を書いて支援する「ライティングマラソン2021」が5日、ウィズあかし(兵庫県明石市東仲ノ町、アスピア明石北館8階)で開かれる。主催する国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの西神戸グループは「1枚のはがき、一つの署名で助かる命がある」と協力を呼び掛ける。(有冨晴貴)

 12月10日の世界人権デーに合わせ、世界各地で一斉に行うイベント。世界各地で不当に逮捕、投獄されている人を解放するように政府に要請し、本人を励ます手紙を書く取り組みで、今年で20回目。

 昨年はアマゾンの環境保護活動家への脅迫など10件の事案で支援を行うため、世界で450万通、西神戸グループからは約200通の手紙を届けた。うち4人と1グループに無罪判決が出たり、釈放を言い渡されたりしたといい、3件で情報開示や捜査の開始など状況に進展が見られた。

 同グループによると、今年支援に取り組むのは、エジプトやタイなど10カ国・地域にまたがる15~36歳の9人と1団体。

 中国の元弁護士、張展さんは昨年、新型コロナウイルスの感染拡大でロックダウン(都市封鎖)中の武漢市の様子をSNSで発信。その後に拘束され、騒乱挑発罪で4年の実刑判決を受けた。

 またウクライナのNGO「スフィア」は2019年、性的少数者の権利を主張するデモを行ったところ、差別や嫌がらせを受けた。メンバーは脅迫されたり、自宅の窓を壊されたりするなどの被害を受けているが、警察は何ら対応をしないままで逮捕者も出ていないという。

 同グループの国際担当平石いづみさん(69)は「手紙や署名は、人権を侵害する組織への圧力になる。少しの時間でもいいので、立ち寄って力を貸してほしい」と話している。

 午前10時~午後4時。無料。申し込み不要。切手代は参加者の実費負担(航空便は1通70円)。会場では現地の言葉で政府への要求や本人、家族を支援する文章例を用意。署名だけ、特定の1人だけの支援も可。

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