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開業したベーカリー&カフェ「enishi」前で総菜パンを手にする塚本ゆかりさん=明石市大久保町西島
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開業したベーカリー&カフェ「enishi」前で総菜パンを手にする塚本ゆかりさん=明石市大久保町西島
塚本さんが「わが家でつくってきた献立ばかり」というランチ=明石市大久保町西島
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塚本さんが「わが家でつくってきた献立ばかり」というランチ=明石市大久保町西島

 全メニュー、調味料まで小麦粉を一切使わないグルテンフリーにこだわったベーカリー&カフェ「enishi(えにし)」が、兵庫県明石市大久保町西島の明姫幹線沿いにオープンした。開業したのは地元で子ども4人を育て、料理をこよなく愛する塚本ゆかりさん(42)。長女が幼少期にアトピー性皮膚炎に苦しんだ経験があり、独学で体に良い食事を追求してきた。その歩みが詰まっている。(松本寿美子)

 塚本さんは同県川西市出身。3人きょうだいの一番上で、子どもの頃から働く母親に代わり、炊事をしてきた。料理をつくるのは当時から大好きで、長女20歳を筆頭に10歳、9歳、7歳の母親になってもその楽しさは変わらないという。

 開業を決意する契機となったのは昨年のこと。夫が営む焼き肉店で「こども食堂」を開くと、千食の予約がすぐ埋まった。「食事づくりにしんどさを感じる人がたくさんいるんだな」と気付かされ、「栄養があるものを提供したい」と気持ちが膨らんだ。

 グルテンフリーとは、主に麦に含まれるグルテンを排除すること。料理に含まれる小麦などを使わない上、製造過程に小麦が使用されるしょうゆなどの調味料についても、自家製にして除去する徹底ぶりだ。

 メイン料理は、月変わりのランチ(1500円)。酒かすを半年以上寝かせた熟成かす汁、地元でつくられたこんにゃくの煮物、玄米酢のあえ物、茶わん蒸し、雑穀米、かす漬け、玄米シフォン、甘酒の8品が付く。低農薬の玄米を使い、体を冷やすとされる砂糖の代わりに、てん菜糖を使う。

 ベーカリーで販売する総菜パン5種(各300円)は、カフェ席が空いていればその場で食べることも可能。玄米を焙煎(ばいせん)したコーヒー、無農薬紅茶もある。

 アレルギーに悩む人やその家族が大阪などの遠方からも訪れるといい「日々の1食だけでも栄養があるものに置き換えようと思ってもらえたらうれしい」と塚本さん。「パン屋やカフェをやりたかったというよりは、私のそんな気持ちを伝えるための場所がほしかったんです」とほほえむ。

 日曜、祝日定休。カフェは午前8時半~午後5時(テークアウトは午前8時10分から)。ランチは午前11時からと午後0時半からの2部制。前日までに要予約。enishiTEL078・600・2056

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