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今季初めて開かれたノリの共販。海域の栄養塩の状況に応じて、色付きやつやに差がみられた=播磨町古宮
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今季初めて開かれたノリの共販。海域の栄養塩の状況に応じて、色付きやつやに差がみられた=播磨町古宮

 兵庫県産ノリのシーズン最初の入札会(共販)が18日、県漁業協同組合連合会のり流通センター(同県播磨町古宮)であった。海中に含まれる窒素やリンなど栄養塩の量が基準を上回るのを待ち、網の張り込み時期を遅らせたため、初回の開催時期は当初予定から1週間ずれ込んだ。1枚(縦21センチ、横19センチ)当たりの平均価格は7.96円と、前年同期と比べて25%下がった。(長尾亮太)

 2020年シーズンの兵庫県のノリ生産量は11億7500万枚と、佐賀県、福岡県に次ぐ全国3位。県内では東は神戸市須磨区から、西は赤穂市、南は南あわじ市までの海域でノリが養殖されており、水温が下がるタイミングに応じて出荷時期に差が出る。

 この日は神戸市須磨区からたつの市までの7漁協が、1762万枚を出品。前年同期と比べると39%少なかった。平均単価も落ちており、「海中の栄養塩が少ない状態が続いてきたが、さらに今季は大量発生した植物プランクトンに利用され、ノリに行き渡りにくかった。ノリに色が付かず、質、量の両面で打撃を受けている」(県漁連のり海藻部の担当者)という。

 ただ、最高価格は神戸市漁協の30・3円で、前年同期の2・2倍だった。

 会場では商社やメーカーの買い付け担当者が、「一番刈り」と呼ばれるシーズン最初のノリを手に取り、品定めした。すし店を主な顧客とする卸販売会社の担当者は「色、つやともに優れたノリが、シーズンが進むに連れてたくさん出てきてほしい」と期待を寄せた。共販は来年5月までに残り13回開く予定。

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