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パラグアイカイマンを正面から撮った大作。命がけの撮影を思わせる=明石市上ノ丸2
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パラグアイカイマンを正面から撮った大作。命がけの撮影を思わせる=明石市上ノ丸2
パラグアイカイマン(C)Mitsuaki Iwago
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パラグアイカイマン(C)Mitsuaki Iwago
カピバラとウシタイランチョウ(C)Mitsuaki Iwago
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カピバラとウシタイランチョウ(C)Mitsuaki Iwago
フサオマキザル(C)Mitsuaki Iwago
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フサオマキザル(C)Mitsuaki Iwago
ピラプタンガ(C)Mitsuaki Iwago
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ピラプタンガ(C)Mitsuaki Iwago

 世界的に知られる動物写真家、岩合光昭さんが、南米にある世界最大級の大湿原で野生動物にカメラを向けた写真展「パンタナール~清流がつむぐ動物たちの大湿原」(神戸新聞社など主催)が2日、明石市立文化博物館(兵庫県明石市上ノ丸2)で始まった。恐怖で足がすくみそうなジャガーにも肉薄した約100点が並ぶ。(松本寿美子)

 岩合さんといえば愛らしいネコの写真で知られるが、世界各地で野生動物を撮り続けている。今回の作品は2015~17年に撮影された。

 体長約3メートルのパラグアイカイマンを前から捉えた一枚は、水中にカメラを沈めると約2メートル先にいたそう。危険すぎる鉢合わせだが、紹介文は「魚が豊富なので、人はメニューに載っていないと考える」と軽やかだ。水面に顔を出したカピバラは、うたた寝しているようで愛嬌(あいきょう)たっぷり。ジャガーがパラグアイカイマンを捕食する際の目力は迫力満点だ。

 担当学芸員の梶原誠太郎さん(37)は「動物たちが生き生きし、よく観察されているのが分かる。愛しているのが伝わってきます」と話す。

 5月22日まで。無休。一般千円、大学・高校生700円、中学生以下無料。

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