神戸新聞で16日からスタートする創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」をPRしようと、神戸新聞明石専売会の所長らが14日、兵庫県明石市のJR明石駅前などでキャンペーンを行った。主人公のマル(3歳、オス猫)も登場し、市民らにチラシやクリアファイルなどを配布した。
同童話は、2018年に愛媛新聞で始まり、小説家の早見和真さん(松山市在住)が文を、愛媛県今治市出身の絵本作家、かのうかりんさんが絵を担当する。
松山市の道後温泉で暮らしていたマルが、愛媛県内を旅し、仲間たちと出会い、別れ、そして恋をする物語。22年1月までに計3シリーズが同紙で掲載された。NHKでアニメも放送され、4月から冒険の舞台は兵庫県へと移った。
この日のキャンペーンは午後4時からJR大久保駅前、午後5時からJR明石駅前で実施。明石市内の専売所の所長らが「兵庫編・マルのはじまりの鐘」をPRした。マルもチラシを配り、市民らとの記念撮影に応じてキャンペーンを盛り上げた。(藤原 学)
