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専用の道具を使い、細長く切った色画用紙を巻く永松さん=明石市相生町1
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専用の道具を使い、細長く切った色画用紙を巻く永松さん=明石市相生町1
永松さんが過去に手掛けた作品=明石市相生町1
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永松さんが過去に手掛けた作品=明石市相生町1
パーツの大きさは1センチ以下。全体のバランスや配色を考えながら接着剤で貼り付ける=明石市相生町1
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パーツの大きさは1センチ以下。全体のバランスや配色を考えながら接着剤で貼り付ける=明石市相生町1

 兵庫県明石市相生町1の就労継続支援B型事業所「オフィスジョブエル」に通う永松省吾さん(38)=神戸市西区=が、細長い紙を巻いて花や動物を作る「ペーパークイリング」に取り組んでいる。1センチ以下の細かいパーツを組み合わせた繊細な作品が人気を集めており、永松さんは「自分の作品を手に取ってもらえてうれしい」と笑顔を見せる。(川崎恵莉子)

 永松さんは昨年10月から同事業所に通う。美術制作の経験はほとんどないが、デッサン力や器用さに目を見張るものがあった。趣味でペーパークイリングをしていた支援員に勧められたのをきっかけに始めた。

 ペーパークイリングは3ミリ~1センチ幅に切った色画用紙を専用の道具に巻き付けてパーツを作る。輪をつぶしたり、ゆるく巻いたりしたパーツを下書きに沿って貼り付け、立体的な作品に仕上げていく。一つの作品を完成させるのに約2週間から1カ月かかる。

 指先を使う細かい作業が多いが「没頭できるものが見つかって良かった」と永松さん。仕事を辞め長く家に引きこもっていた。「作業をしていると不安になる時間が減って、集中できるようになった」と喜ぶ。

 通所者らが社会復帰に向けて働く雑貨店「ありがたや」(同市大蔵中町)やフリーマーケットアプリで作品を販売すると、たちまち完売に。同事業所を運営する伸楽福祉会の山下淳理事長(62)は「こんな才能があるとは思っていなくてびっくりした」と話す。

 今後は長期間かけ、曼荼羅(まんだら)のような複雑な模様に挑戦するのが目標という。永松さんは「自分のペースで作っていけたら」と話す。

 作品は「ありがたや」などで販売中。価格は千円前後から。伸楽福祉会TEL078・962・8103

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