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 兵庫県明石市のふるさと納税で、2021年度に最も多くの寄付を集めた返礼品提供事業者はP&Gジャパンだった。寄付額首位は4年連続。おむつ「パンパース」が返礼品として高い人気を誇るためで、市全体への寄付額のうち同社関連が47%に上った。(長尾亮太)

 パンパースは、国内では同社が南二見人工島のみで製造。18年度に返礼品となって以来、寄付額首位が続く。おむつは必需品でリピーターも多いことなどが寄付額を押し上げているとみられる。同社の担当者は「明石で改良を続けてきた製品を多くの方に愛用してもらってありがたい」と喜ぶ。

 2位は魚住町金ケ崎でナッツ類を加工している、みの屋。小袋に分けたミックスナッツが持ち運びに便利という。3位の内外ゴムは魚住町西岡の本社工場でつくる軟式野球ボールが人気を集める。

 ウイスキー人気の高まりで、シングルモルトなどを提供する江井ヶ嶋酒造は4位と、前年から順位を三つ上げた。ライオンが魚住町西岡などで製造する歯ブラシと歯磨き粉のセット、アサヒ飲料が南二見人工島で製造する三ツ矢サイダーなども人気を博した。

 一方で、水産業が盛んなまちの特色を映して、明石のりの鍵庄、タコや焼き穴子、イカナゴのくぎ煮を提供する事業者が上位にランクイン。コロナ禍で高まるアウトドア志向を背に、釣り船乗船券の引き合いが増えて、提供事業者は寄付額の上位20入りを果たした。

 市シティセールス課は「メイドイン明石の製品が全国から求められるのはもちろん、釣り船乗船券のように実際に明石の地へ足を運んでもらえるのもありがたい」と話している。

■寄付総額20%増、過去最高

 2021年度に明石市が受けたふるさと納税の寄付額は4億9441万円と前年度に比べて20%増え、過去最高を更新した。

 17年度に538万円だった寄付額は、返礼品を1種類から135種類まで増やした18年度、1億283億円に。その後も全国でふるさと納税の利用者が増え、寄付額を伸ばし続けた。21年度は市外に住む明石市出身者から2千万円を超す大口の寄付があったことも、寄付額を押し上げた。

 22年1月時点では、約100の事業者が約500の返礼品を提供している。

 明石市へ寄付した人の居住地は、金額ベースで東京都が30%を占め、関東・甲信越全体では50%。近畿は23%で、兵庫県は全体の10%だった。そのほか東海11%、九州・沖縄6%、中国4%、東北3%、北海道と四国は各2%、北陸1%。

 ふるさと納税は、受けた寄付が多く、市民による市外への寄付が少ないほど、市の財源が増える。明石市では19年度に赤字から黒字へ転じた。(長尾亮太)

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