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所有会社が取り壊す方針を固めた明石商工会館=明石市本町1
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所有会社が取り壊す方針を固めた明石商工会館=明石市本町1

 「らぽす」の名で親しまれる複合ビル・明石商工会館(兵庫県明石市本町1)を所有会社が取り壊す方針を固めた。耐震性能が基準を満たしていないためで、19日に臨時株主総会を開いて決議する。70年にわたって明石駅前を見守ってきたビルが姿を消す。(長尾亮太)

 所有会社などによると、ビルはまちが戦後復興を遂げつつある1951年に完成。明石商工会議所をはじめとする市民らが発案し、当時の大洋漁業社長が建設を支援した。市内で初めてエレベーターを備え付け、商議所やデパートが入居したという。

 鉄筋コンクリート5階建てで延べ床約3800平方メートル。土地は阪神内燃機工業の創業家が所有し、建物1~4階は企業や個人が出資する会社「明石商工会館」が、5階は市が持つ。

 昨年実施した耐震診断によって、大地震が起きると倒壊や崩壊の恐れがあることが判明。耐震工事をするか検討したが、改修には4億円以上かかる上、改修しても使える期間がそれほど長く見込めないため取り壊すことにした。

 テナントへの説明会はこれまでに2回開き、退去に向けて話し合っているという。臨時株主総会では、耐震診断の結果を説明するほか、明石商工会館の株式の約67%を所有する大東通商(東京)が他の株主から株式を買い取ることを提案する。

 同社の担当者は「取り壊した後のことはこれから検討する」と話している。

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