詐欺被害を未然に防いだとして、兵庫県警明石署は17日、セブン-イレブン明石二見町店(明石市二見町東二見)で働くいずれも大学生の中崎慧太さん(20)と安井啓祐さん(20)に感謝状を贈った。(有冨晴貴)
同署などによると、4月3日午後5時ごろ、60代の男性が来店。6万円分の電子マネーカードをクレジットカードで購入しようとした。レジで接客した中崎さんは「高額だし、電子マネーはクレジットカードでは買えない。表情も不安そうで、不審に思った」という。
男性に使用目的を尋ねると「パソコンの修理のため」と答えた。昨年から、パソコン画面に「ウイルスに感染した」などと表示され、修理代として電子マネーカードを購入させる詐欺が多発している。このことを同店オーナーらから聞いていた中崎さんは「詐欺だと確信した」という。
詐欺だと説明したが、男性は黙り込んでしまった。この会話を聞いていた安井さんが警察に通報。2人で男性を引き留めながら、警察官の到着を待った。
中崎さんは「賞状をいただいたが、当たり前のことをしただけ」。安井さんは「詐欺の手法について高齢者らに知ってほしい」と話した。
◇ ◇
■1年で感謝状5回 オーナー声掛け、従業員ら防ぎ方共有
セブン-イレブン明石二見町店では、詐欺被害を防いだとして、これまでにオーナーや従業員らが計5回、明石署から感謝状を贈られている。繰り返し詐欺を食い止めた功績の裏には、オーナーの神林強命(かみばやし・きょうめい)さん(58)の声掛けがあった。
同店が初めて感謝状を贈呈されたのは昨年7月。電子マネーカードを買いに来た高齢男性の様子を不審に思い、神林さんが通報した。以降の感謝状も、全て電子マネーカードを悪用した特殊詐欺を防いだものだった。
シフトに入る従業員に、毎日注意事項を伝えている。その中で、発生した詐欺の手法を説明し、防ぎ方を共有しているという。
神林さんによると「最近は電子マネーの用途を聞いても、自分で使うと答える人が多い」と話す。また、だまされていることが分からない人も多い。そこで「パソコンが故障したと表示されて電話しませんでしたかと尋ねると、信じてくれるようになった」という。
神林さんは「まずはだまされている人に、コンビニ側が気づくのが大事。詐欺を防ぐことは、長期的には店の信頼を上げることにもつながる」と話した。

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