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「自分にも何かできるんじゃないかと考えてほしい」と呼び掛ける職員ら=明石市貴崎1、明石市後見支援センター
「自分にも何かできるんじゃないかと考えてほしい」と呼び掛ける職員ら=明石市貴崎1、明石市後見支援センター

 認知症などで判断能力が不十分になった高齢者らを支える「市民後見人」。その新たな担い手確保などを目指し、明石市後見支援センター(兵庫県明石市貴崎1)は「あかし後見基金」を設けている。4月には同センターの社会福祉士、香山芳範さん(43)が市民後見人の意義や役割を分かりやすくつづった本を出版。職員一丸となり制度の普及に注力する。(松本寿美子)

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