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 酷暑の夏、大人も背筋が涼しくなる「本気で怖いきもだめし」が7日夕、兵庫県明石市材木町の岩屋神社で催される。さまざまな分野で活躍する市民たちがプロの技を生かし、趣向を凝らした。あなたは無事脱出できるか-。(松本寿美子)

 2018年、子ども同士が同級生だった同神社禰宜(ねぎ)の藤本淳さん(47)とヘアメーキャップアーティスト歯朶原(しだはら)諭子さん(40)が、「夏の思い出を」と思い立ち、初開催。500人超が来場する「パンク状態」になり、翌年は予約制にした。その後はコロナ禍で開催していなかった。

 歯朶原さんがお化け役への特殊メークを指導、劇場「町劇Akashi」主宰のはせなかりえさんが演出・演技指導を担うほか、工務店や芸術家らが会場のレイアウト・設営、装飾、音楽や動画編集に携わる。化粧品メーカーや専門学校なども協力している。

 会場は社務所2階。「トミコちゃん」が通りゃんせなどの遊びに誘ってくるという物語仕立てで、16のお化けが待ち受ける部屋を巡る。歯朶原さんは「じゅうたんのくすみや調度品の傷みなど、肝試しをするためにあるような場所で、設営中も普通に怖い」。前回までより怖さは増しているといい「みんな本気でアイデアを出している。怖くなり過ぎるのでストップをかけるくらい」と説明する。

 2部制。1部(午後5時半~7時)は「ちょっぴり怖い子ども向け」、定員90組。2部(同7時半~8時半)は「本気の暗闇バージョン」、定員60組。1組6人まで。いずれも当日午後5時から同神社で整理券を配る。(なくなり次第終了、整理券がない場合は入場不可)。お化けもマスクを着用し、各組間隔を空けて入場する。

 入場費は小学生以下100円、中学生以上300円。境内でわらび餅や焼き芋、カレー、アイスクリン、福玉焼などの販売もある。

 問い合わせはメールinfo@hapc‐japan.com

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