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大窪太鼓保存会が新調した布団太鼓=明石市大久保町大窪
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大窪太鼓保存会が新調した布団太鼓=明石市大久保町大窪

 兵庫県明石市大久保町大窪の大窪太鼓保存会が布団太鼓を新調した。大窪八幡宮で2日、入魂式があり、地域結束のシンボルとして世代を超えて大切にしようと誓い合った。8、9日の秋祭りで地域を巡る。(長尾亮太)

 市内で布団太鼓が新調されるのは、2020年の二見の岡ノ上地区に続いて2年ぶり。

 大窪太鼓保存会によると、先代の布団太鼓は1890(明治23)年製で三木から譲り受けた。修理を重ねながら使ってきたが、木製部分の傷みが激しく、崩れる恐れが高まったため新調に踏み切った。

 新たな布団太鼓は梶内だんじり(淡路市)が制作した。平らな赤色の布団を3枚重ねて屋根に載せるなど、明石の布団太鼓らしい特色を引き継ぐとともに、水引幕の龍の刺繍(ししゅう)は、同社が得意とする「浮きもの刺繍」で立体的に仕上げた。

 太鼓蔵の前面を覆う幕が落とされると、新たな布団太鼓が現れて大きな拍手に包まれた。大窪八幡宮で入魂式を執り行った後、蔵の前で「さーしましょ」と、稽古を重ねて復活させた担ぎ歌をうたいながら、みんなで布団太鼓を持ち上げた。

 保存会総代の水田保廣さん(71)は「よそにないええもんができた。地域の子どもたちにも、末永く大切にしてもらえたら」と期待を寄せる。

 保存会によると、大窪地区では人口が増加しており、消防団や中年会、青年部などに所属した上で、布団太鼓を担ぐ住民を募っている。

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