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アプリのアカウント貸し出しが始まる読書支援サービス「ユアアイズ」。スマートフォンで撮影すると、読み上げてくれる=明石市大明石町1
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アプリのアカウント貸し出しが始まる読書支援サービス「ユアアイズ」。スマートフォンで撮影すると、読み上げてくれる=明石市大明石町1

 兵庫県の明石市立図書館は1日から、視覚や識字の障害などで読書が難しい人向けに、読書支援アプリ「ユアアイズ」のアカウント貸し出しを始める。スマートフォンで本の文面を撮影すると、音声で読み上げてくれる。図書館の所蔵ではない本や、チラシ、手紙などの印刷物を読むことにも活用できる。(長尾亮太)

 対象はユニバーサル・サービスの利用登録をした人で、9月末時点で48人いる。印刷物の文字をスキャナーで読み取り、音声で読み上げる「音声読書器」は、あかし市民図書館(明石市大明石町1)と西部図書館(同市魚住町中尾)にあるが、ユアアイズは自宅などで使える。スプリューム(東京)が提供するサービスで、アプリのアカウントを図書館で貸し出す取り組みは全国で初めてという。

 アプリに対応するのはアップルのiPhone(アイフォーン)7以降の機種。アプリをダウンロードして利用する。希望者には、撮影がしやすい専用ボックスも貸し出す。読み上げる声は女性2人、男性1人の音声キャラクターの中から選べる。

 あかし市民図書館で二つ、西部図書館で一つのアカウントを貸し出す。貸出期間は最長1カ月で、月をまたぐとパスワードが変わりログインできなくなる。

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