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 兵庫県明石市でドメスティックバイオレンス(パートナーからの暴力、DV)に関する相談が増えている。2021年度は千件に達し、過去最多を更新。暴力を受けた被害者が一時的に避難する施設「民間シェルター」が足りず、受け皿拡大に向けて支援者の育成にも乗り出した。(長尾亮太)

 21年度に市配偶者暴力相談支援センターが受けた相談件数は、15年度の4・6倍に膨らんだ。スタッフの配置を手厚くしたり、電話回線を増やしたりしたことが増加につながった。

 相談した人の51%が18歳未満の子どもと同居し、子どもの69%が虐待を受けていた。障害者からの相談件数は166件と全体の17%を占め、精神障害者からが最も多かった。男性からの相談は7件(0・7%)と女性に比べて圧倒的に少なく、被害だけでなく、加害に関する内容もあった。

 新型コロナウイルスへの感染やワクチン接種など、コロナに関連したDVの相談も20件あった。

 暴力を避けるため、一時保護施設(シェルター)に入ったケースは20件で、うち15件は県の一時保護所、5件は民間シェルターが避難先となった。県の施設は中学生以上の男性が入れない上、入所後の行動も制限されるため、仕事や学校に行く必要のある人や、息子から暴力を受けた高齢夫婦らは民間施設を利用した。

 ニーズが高まる民間シェルターの受け入れ能力を高めようと、市は今月、被害者支援に関わる人の養成講座を開催。24人が参加し、DV被害者の心理を疑似体験するなどして、支援の必要性を確かめ合った。

 市配偶者暴力相談支援センターは平日午前8時55分から午後5時40分まで相談を受け付ける。TEL078・918・5186

     ◇     ◇

■暴力から女性守れ、15日にPR活動

 女性に対するストーカーや配偶者らからの暴力を防ごうと県警明石署は15日、JR明石駅南側ロータリー(明石市大明石町1)とイオン明石ショッピングセンター(同市大久保町ゆりのき通3)でPR活動を行う。

 県警によると、2021年度の県内でのドメスティックバイオレンス(DV)被害は3631件、ストーカー被害は980件。いずれも20年度に比べて増加している。

 ストーカー被害はつきまといや押しかけのほか、電話や交流サイト(SNS)での連続的な連絡の被害も多いという。

 県警は、ストーカーやDVに関して電話相談を受け付けているが、緊急時には迷わず110番通報してほしいと呼びかける。県警本部ストーカー・DV相談窓口TEL078・371・7830(24時間対応)

(領五菜月)

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