明石

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展示されている五色塚古墳の埴輪(ガラスケース内)や幣塚古墳の埴輪(右奥)。手前は舞子浜遺跡の埴輪棺=明石市立文化博物館
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展示されている五色塚古墳の埴輪(ガラスケース内)や幣塚古墳の埴輪(右奥)。手前は舞子浜遺跡の埴輪棺=明石市立文化博物館

 明石地域の墓と祭祀(さいし)をテーマにした「発掘された明石の歴史展」が、明石市立文化博物館(兵庫県明石市上ノ丸2)で開かれている。原料となった土の分析によって、産地が同じであることが判明した五色塚古墳(神戸市垂水区)と幣塚(ぬさづか)古墳(明石市魚住町清水)の埴輪(はにわ)などを見比べることができる。

 時代に沿って墓のあり方や副葬品がどのように移り変わったかなどを知ってもらおうと、発掘調査で明らかになった縄文・弥生時代から江戸時代までの遺構や遺物を展示する。両古墳の埴輪は共に、ひれ状の突出部があったり、底から「突帯」と呼ばれる部分までの長さが30センチ台半ばだったりと、形が酷似している。

 埴輪を棺として使った舞子浜遺跡(神戸市垂水区)の「埴輪棺」も産地が同じとみられ、会場では実物を展示。五色塚古墳を築いた時に、殉死した人が葬られた可能性があるという。

 明石周辺の前方後円墳として最古の白水瓢塚(しらみずひさごづか)古墳(神戸市西区)の副葬品も紹介している。「車輪石」の青緑色が美しい。

 新方(しんぽう)遺跡(神戸市西区)で見つかった弥生時代の人骨は、周囲の土とともに「はぎ取り資料」として展示され、発掘現場に来たかのような気分を味わえる。

 江戸時代の墓に関し、明石藩主・越前松平家の菩提寺(ぼだいじ)である長寿院(明石市人丸町)で見つかった藩主夫人らの副葬品も並ぶ。長崎に来航するオランダ人をかたどったとみられる人形は、鎖国下での異国情緒を今に伝える。一方、大蔵本町墓地の発掘調査で子どもの墓に副葬されていたカニやセミ、こま犬などの小型玩具は、当時の庶民の暮らしぶりをほうふつとさせる。

 12月4日まで。午前9時半~午後6時半。大人200円、高校・大学生150円、中学生以下無料。月曜休館。同館TEL078・918・5400

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