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タコマイレージに協力した人に配られたステッカー=明石市二見町東二見
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タコマイレージに協力した人に配られたステッカー=明石市二見町東二見

 兵庫県明石市漁業組合連合会(市漁連)の遊漁船部会が、釣り上げたタコを放流用に提供してもらう「タコマイレージ制度」を今年から始めた。約2700人が協力し、同部会も手応えを感じている。

 水揚げが激減しているマダコ保護のため、市漁連が東播磨県民局と協力して始めた。遊漁船の客は釣り上げたタコを提供し、同部会が放流する。釣り客はタコを提供するごとにポイントがもらえ、ポイントに応じて、ノーマル、銅、銀、金の4種類のステッカーと交換できる。

 今年は5月から9月中旬までに、計約7500匹の提供があり、ステッカー約2500枚を配布。市漁連などが放流する他の魚種と比較しても遜色ない量だという。

 来年は市内の水産物を扱う飲食店で使えるクーポンなどを景品とすることも検討している。同部会の松本正勝会長(63)は「漁業者と連携して進めるからこそ意味がある。取り組みをもっと大きくしていきたい」と話している。(有冨晴貴)

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