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巨大な帆船形のアート作品。来場者に好きな絵を描いてもらい、帆に張っていく=明石市上ノ丸2
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巨大な帆船形のアート作品。来場者に好きな絵を描いてもらい、帆に張っていく=明石市上ノ丸2

 障害がある人たちによる芸術作品が並ぶ「アートシップ明石」が、明石市立文化博物館(兵庫県明石市上ノ丸2)で開かれている。10周年記念の今年は「時をつないで、いざ出航」がテーマ。帆船をかたどった巨大な造形作品に、各施設から寄せられた段ボールアートがちりばめられ、来場者の目を楽しませてくれる。(松本寿美子)

 障害について知ってもらおうと、NPO法人明石障がい者地域生活ケアネットワーク(通称・135Eネット)に加盟する団体のうち26施設が参加した。

 会場はとにかく色鮮やか。手足に絵の具を付け、幼い子どもたちが心の向くままに描いたフィンガーペインティングは伸び伸びとして、爽快感がある。緑の風船に覆われたジャングルには、多彩な動物形のアートがいっぱいでにぎやか。紙粘土製の愛らしい地蔵や、ホワイトクリスマスを立体的に表現した作品なども並び、見応えがある。

 18日午後1時半から、精密な色鉛筆画を描く精神障害者、田寺誠人さんによる講演とワークショップがある。定員30人程度。午前11時からは弦楽演奏もある。

 展示は20日まで。19日休館。午前10時~午後5時(最終日は同3時まで)。無料。

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