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旬を迎えたブリ=明石市公設地方卸売市場
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旬を迎えたブリ=明石市公設地方卸売市場
おせちに欠かせない縁起物の数の子=明石市公設地方卸売市場
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おせちに欠かせない縁起物の数の子=明石市公設地方卸売市場

 今年もいよいよ押し詰まってきました。みなさん迎春準備はお済みですか? 兵庫県明石市内の市場では正月用の生鮮食品の販売が進んでいます。

 明石市公設地方卸売市場(同市藤江)で29~31日、一般市民が対象のイベント「年末市場開放」が催される。

 同市場には、かつて業者のみが入場できたが、年末に限って開放していた。明石卸売市場管理センターが指定管理者となった2015年以降は年中開放しているが、特に年末には1日2千人を超える一般客が来場。駐車場を増設するなどして迎え入れる。

 明石海産卸売協同組合の川崎喜昭理事長(62)によると、売れ筋はブリやサケ、カニなど旬の魚介や、ミカン、イクラ、数の子など正月の定番商品。「帰省してきた孫たちと食卓を囲むための食材を買っていく人が多いイメージ」という。

 今年は訪れた一般客に、日替わりで卵や豆腐などをプレゼントする。各日先着300人ずつが対象。市場は午前4時から開放するが、例年5時から6時にかけてが混雑するという。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、客の分散を目指す。

 川崎さんは「コロナの打撃から立ち直りつつあるが市場の売り上げは十分に回復していない。活気を取り戻すきっかけになれば」と話している。

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