明石

  • 印刷
日本犬保存会全国展覧会で内閣総理大臣賞を受賞した四国犬の「嶺宝女号」と橋本知幸さん(左)ら=明石市魚住町清水
拡大
日本犬保存会全国展覧会で内閣総理大臣賞を受賞した四国犬の「嶺宝女号」と橋本知幸さん(左)ら=明石市魚住町清水
審査に臨む嶺宝女号と橋本知幸さん(橋本さん提供)
拡大
審査に臨む嶺宝女号と橋本知幸さん(橋本さん提供)

 兵庫県明石市魚住町の自営業橋本知幸さん(49)が飼う四国犬「嶺宝女号(れいほうめごう)」が、11月に福島県で開かれた日本犬保存会全国展覧会で内閣総理大臣賞を受賞した。初参加で柴犬や四国犬など日本犬470匹の頂点に輝いた。橋本さんは「手の届かない所だと思っていたから驚いた」と喜びを語る。

 全国展覧会は、日本犬の保護や育成に取り組む日本犬保存会が主催する。毛並み、歩く姿の美しさなどを競う。

 嶺宝女号は雌の3歳。毛並みや立ち姿が評価されるためトレーニングやケアが欠かせない。橋本さんは約3年前に譲り受けてから、朝はバイクで7キロ、夜は徒歩で約1時間の散歩のほか、立ち姿の練習、ブラッシングなどに励む。栄養バランスにも気を使い、米やささ身、野菜を使った自作の餌をドッグフードに加えているという。「手をかければかけるほど一緒に成長できるのが楽しい」と話す。

 橋本さんによると、日本犬保存会の登録犬は年々減少し、国内では日本犬離れが進む。一方、海外では日本犬ブームが起きており、外国からの登録は増えているという。

 「日本犬は飼い主に従順で優しい子が多い」と魅力を語る橋本さん。「日本の天然記念物である日本犬をもっと盛り上げていきたい」と話している。

明石
明石の最新
もっと見る
 

天気(9月23日)

  • 27℃
  • 24℃
  • 50%

  • 26℃
  • 18℃
  • 50%

  • 29℃
  • 24℃
  • 50%

  • 28℃
  • 23℃
  • 30%

お知らせ