兵庫県明石市の泉房穂市長は27日の会見で、「まちの好循環が起きている」との自身の発信に岡田康裕・加古川市長が疑問を投げかけていることについて、「答えは市民の顔に書いてある。市民は満足している」と述べる一方、データに基づく議論は必要ないとした。やりとりの要旨は次の通り。
■「住みやすいから選ばれる」
-泉市長の発信は、人口増による税収増効果を過大に見せる「数字のマジック」であるとの岡田市長の指摘を、どう受け止める。
「一番大切なのは市民の声、生活。市民の声を聞けば『明石市が元気になったね』『生活助かってます』という声ばかりなので、答えは市民の声にある。加古川からも多くの方が移り住んでいるが、『加古川から明石に移り住んで良かった』との声しか聞かない。いろんな方がいるし、いろんな数字を引っ張ってくればいろいろ言えるのかもしれないが。市民は今の明石が『まちの好循環』とみなさん思ってはると思う」
-明石市の政策を他市町も導入するべきと訴えるなら、景気拡大などの影響を差し引き、人口増による税収増効果をデータで示すべきと岡田市長は指摘する。
「どこかの市長と議論する予定もなく、必要も感じない。答えは市民の顔に書いてある。市民は満足しています。どっかの数字を持ってきて当てはめたらいろんな事が言えるが、リアリティー(現実)は何か。駅前で家族連れが時間を過ごす時、室内遊び場や図書館でお金がかからず、駅周辺でご飯を食べたり、買い物をしたり。子育て層への負担軽減策により、そのお金が地域に回り始めている」
「遠くから見たお役所仕事のような数字を取ってきて、そんなものの見方をしているから市民の実感や共感が得られない。住みやすいまちをつくったから、住み続けたい方が増え、出て行く数が減り、周辺から市民が来ている」
「『まちの好循環』というのは単純に人口増で税収増だけではない。市民目線のまちづくりをして、市民が負担軽減でお金を使えるようになった-との議論だ。札束でひっぱたくようにして人が移り住む訳でなく、そんな発想でいるから政策を間違う。市民に提供しているのが現金ではなく、安心だから選ばれている」
■「数字なんてトリックだらけ」
-明石市の政策を取り入れるか、他の市町は数字で検証しようとしている。
「検証する必要はない。市民の笑顔や『助かる』が答えだ。明石が選ばれるまちになり各種評価が上がっているのは客観的事実だ」
「数字を見て政治するのか、市民の笑顔のために政治するのかの違いだ。市民のリアリティーのある声、喜怒哀楽、悲しみ、苦しみに寄り添って政治をしていくつもりです。市民、国民の幸せをつくるのが政治だ。数字合わせをするのが政治ではない。数字なんてトリックだらけだ。数字のトリックは簡単にできる。大事なのは市民の安心や『助かる』。市民目線の政治をするのか、数字合わせの政治をするのかの違いだ」
-岡田市長は泉市長の発信を「数字のマジック」と指摘している。
「それは明らかに間違い。市民はちゃんと見ている。数字のごまかしで人生を変えない。住んでる町を引っ越すには覚悟と思いがある。大事なのは市民のリアリティーを見ること。学者や評論家は数字を見て仕事をする面はあるのだろうが、政治家なるものは市民の顔を見て政治するべきだ」

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