病院の張り紙「30センチの台から立てますか？」って…　院長に聞いた「これで分かる自分の衰え」 | 明石 | 神戸新聞NEXT

2023/2/3 15:00神戸新聞NEXT

病院の張り紙「30センチの台から立てますか？」って…　院長に聞いた「これで分かる自分の衰え」

阪田整形外科リハビリクリニックの張り紙＝明石市

阪田整形外科リハビリクリニックの張り紙＝明石市

　兵庫県・明石の山陽電鉄西新町駅近くで、張り紙の言葉にくぎ付けになった。「３０センチの台から立てますか？」。突然、聞かれても…。

　掲示のあった阪田整形外科リハビリクリニックの門をたたいた。阪田賢吾院長によると、運動器の障害、衰えによって自力で移動する機能が低下した状態「ロコモティブシンドローム」（運動器症候群、ロコモ）の度合いを調べる立ち上がりテストのことだそう。

　高さ１０～４０センチの台に座って、反動をつけずに立つ。立ち上がれる台が低いほどロコモ度が低く、３０センチから立てないと運動器に疾患がある可能性が高いという。

　試しに挑戦してみた。運動不足のせいか足が震えながらも１０センチの台まで成功し、ほっと一安心。読者の皆さんは、３０センチの台から立てますか？

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