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 明石市職員を装い「医療費の還付金がある」などとかたってATMに誘導しようとする電話が市内で相次いでいる。市や兵庫県警明石署は、特殊詐欺の「予兆電話」とみて警戒を呼びかける。

 同署によると、市役所の「ホケン課」と名乗る電話が、6日から7日午後3時にかけて計3件確認された。医療費や保険料の還付金がATMで受け取れるなどとうそを言っており、携帯電話で通話しながらATMを操作させて、犯人の口座にお金を振り込ませる狙いがあるとみられる。いずれも被害はなかったという。

 一方、先週末には医師を名乗る男による電話が相次いだ。市内の高齢女性宅に「息子さんが病院にきている。喉の病気で声が出にくい」などとうその電話があり、女性は自宅を訪れた女に現金300万円を手渡した。同様の手口で別の女性も100万円をだまし取られている。ほかに百貨店を名乗る電話もあるという。

 市総合安全対策室は「ATMはお金を預けたり引き出したりする機械で、お金がもらえることはない。市職員がATMに誘導することもあり得ない」。同署も「現金を要求したり還付金があると伝えたりする電話があれば、まずは警察に相談を」と呼びかけている。

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