大窪八幡宮(兵庫県明石市大久保町大窪)で、市道の拡幅に伴い、拝殿の建物全体をジャッキアップして移動させる工事が行われている。25日には近隣住民を招いた説明会があり、多くの人が作業を見守った。(有冨晴貴)
拝殿の後方に当たる北側の市道を拡幅するための工事。拝殿を南側にいったん15メートル移動し、北側に10メートル戻すことで、最終的に南側に5メートル動かす。建物を持ち上げて移動させる「曳家(ひきや)工事」と呼ばれる手法。本殿、幣殿は建て替える。
拝殿は約65トン、底面積は120平方メートルの大きさがある。持ち上げた拝殿をレールに乗せ南へ。ワイヤをくくりつけて、15メートルほどを約2時間かけて、じりじりと引っ張った。工事を担う西嶋工務店(姫路市)代表の西嶋靖尚さんによると、これほど大きな建物を動かす工事は近年では珍しい。
境内には200人以上の人が詰めかけた。男性=大阪市=は、一眼レフで工事を撮影。「明石の友人から教えてもらって来た。大迫力でいい写真になりそう」と喜んだ。
今後しばらくは、新しい場所に地中の基礎をつくる工事が進められる。この作業が終わり次第、北側に10メートルほど引き戻して工事が完了する。
拝殿の総重量のうち、屋根の瓦が40%を占める。一般的な曳家工事では瓦を外すが、今回は瓦の状態が良かったこともあり、そのまま工事を進める。通常よりも建物が重くなり、難しい工事となるが、西嶋さんは「伝統建築をそのまま保存するのは、地域や住民のよい遺産になる」と意気込んでいる。
工事は9月中に完了する見込み。持ち上げられた拝殿には安全のため近寄れないが、いつでも見学できる。

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