肌質を測定される学生(右)=明石高専
肌質を測定される学生(右)=明石高専

 学生向けの身だしなみ講座が18日、明石工業高等専門学校(兵庫県明石市魚住町西岡)で開かれた。男子学生も含めた17人が参加し、肌の分析や正しいスキンケアについて学んだ。

 就活や編入学試験などでの面接を控える学生らに、身だしなみの重要性や基礎知識を知ってもらおうと、同校の女子学生らによるプロジェクトチーム「TAG」と男女共同参画推進室が本年度初めて企画。インターンシップ前の学生向けに開いた「オフィスメーク講座」に続き、今回は男子学生も参加しやすいスキンケアをテーマにした。

 講師は化粧品大手ポーラのスタッフが務め、講座ではまずスキンケアの効果的な順番や役割、にきびケアや洗顔時のポイントを紹介した。続いて同社独自の肌分析カメラを使って1人ずつ肌質を測定。肌の水分量やしわのリスク、にきびの出来やすさなどのさまざまな項目を判別し、学生らはそれぞれに合わせたケアや改善方法などのアドバイスを聞き入っていた。

 1年の山森瑛介さん(16)は「スキンケアは普段から気を付けていたけど、正しい方法や悩みについて聞けて良かった。アドバイスを生かしていきたい」と話した。(赤松沙和)