１２日午前、兵庫県尼崎市の地方公務員の男性（５８）が「保険代金名目で現金３０万円をだまし取られた」と県警尼崎南署に届け出た。同署が詐欺事件として調べている。
同署によると、７日、男性のスマートフォンに何者かからメールが届き、文面に記載されていた電話番号にかけたところ、通信会社の社員などを名乗る男から「スマートフォンがウイルスに感染している。他の人にウイルスをまき散らしている」「被害者があなたを訴えようとしているが、いい保険がある」などと言われた。男性は男の指示通りに市内のコンビニ店で電子マネーカードを３０万円分購入し、電話の相手にカードの利用コードを伝えてだまし取られたという。
１２日に再び男から電話があり、もう一度金を払うように言われたため不審に感じ、同署に相談。事件が発覚した。
