規制線が張られた現場=8日午後7時51分、神戸市須磨区若宮町1
規制線が張られた現場=8日午後7時51分、神戸市須磨区若宮町1

 8日午後1時半ごろ、神戸市須磨区若宮町1の建設会社で、屋外駐車場に置いてあるコンテナ内で男性が血を流して倒れているのを従業員が見つけ、同社役員を通じて110番した。兵庫県警須磨署によると、男性は腹部と左目にそれぞれ刃物が刺さったままの状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。署が身元や死因、事件性の有無などを調べている。

 男性は50~60代とみられ、身長は約180センチ。両腕を体の前で交差させ、体の右側を下にして横たわっていた。カーキ色の長袖パーカに黒色の長ズボン姿で、ベージュの登山靴を履いていた。スマートフォンや財布、身分証は見つかっていない。

 コンテナは一辺が2・5~3メートル程度の立方体。発見時は観音開きの扉が片方だけ開いており、隙間から男性の両脚が外に出ていた。靴にも血がついていた。

 コンテナは付近の水産会社が所有し、網やかご、ワイヤなどを収納。三つ並んで設置され、南端のコンテナに遺体があった。普段の施錠状態は不明だが、建設会社の関係者は「3日時点では扉が閉まっていた」と説明しているという。

 現場はJR鷹取駅の約1キロ南の臨海部で、西隣に須磨ヨットハーバーがある。