信号柱などに衝突する事故を起こしたレッカー車。周辺にはけん引していたトラックの積み荷が散乱した=20日夜、神戸市灘区(読者提供)
信号柱などに衝突する事故を起こしたレッカー車。周辺にはけん引していたトラックの積み荷が散乱した=20日夜、神戸市灘区(読者提供)

 20日午後8時10分ごろ、神戸市灘区一王山町の県道交差点で、大型トラックをけん引していたレッカー車が信号柱などに衝突した。灘署によると、運転していた男性(50)にけがはなく、「フットブレーキが利かなかった」と説明しているという。同乗していたトラック運転手の男性(41)にもけがはなかった。署が詳しい状況を調べている。

 同署によると、現場は神戸大鶴甲第1キャンパスの南側で、六甲山から続く長い下り坂。レッカー車は故障したトラックをけん引していた。南進中に単独で事故を起こしたとみられる。

 レッカー車は信号柱やガードレールを押し倒しながら停止。車両の前面が大破し、エンジンなどがむき出しの状態になっていた。周辺ではトラックに積んであったペットボトルが路上に散乱し、鶴甲2丁目交差点-高羽交差点間(約1・5キロ)では21日午前11時まで交通規制が続いた。また、周辺の住宅約420軒で一時停電も発生した。

 近くに住む女子高校生(15)は「ゴーン」という音で事故に気づいたという。約30分前に現場付近を通りがかったといい、「巻き込まれていたらと思うと恐ろしい」と振り返った。