郡司ペギオ幸夫さん(中央)によるペットボトルの作品と、中村恭子さん(左)の日本画。右は松本直樹さん=大阪市北区中之島4、大阪大学中之島芸術センター
郡司ペギオ幸夫さん(中央)によるペットボトルの作品と、中村恭子さん(左)の日本画。右は松本直樹さん=大阪市北区中之島4、大阪大学中之島芸術センター

 創造とは、思いもよらない「外部」を受け容(い)れること-。こう提唱する早稲田大学基幹理工学部教授の郡司ペギオ幸夫さん(65)=生命基礎論=らによる展覧会「天然表現『投錨(とうびょう)するアート』」が、大阪市北区の大阪大学中之島芸術センター4階で開かれている。郡司さんの作品展示は西日本で初めて。その思想の一端を、3人のアート作品26点で体感できる貴重な機会となっている。(小林伸哉)

■ペットボトルの「精霊」、逆さまの壺…