松方幸次郎が収集した「考える人」をはじめとするロダンのブロンズ彫刻が並ぶ会場=神戸市中央区、兵庫県立美術館(撮影・斎藤雅志)
松方幸次郎が収集した「考える人」をはじめとするロダンのブロンズ彫刻が並ぶ会場=神戸市中央区、兵庫県立美術館(撮影・斎藤雅志)

 ロダンは生きているようにリアルなブロンズ像、芦屋発の前衛美術集団「具体美術協会(具体)」は絵の具・紙・電気・光・モノの動きを駆使して既成美術の枠を破った。それらが今、兵庫県立美術館(神戸市中央区)に並ぶ。実業家、山村徳太郎は収集した作品を「公共のものにしておけば、あとの発展が期待できる」と言い残した。ロダンと具体の共演が、その「発展」の一つの成果だろう。