午前0時を過ぎても営業中で明るいハローズ店舗=加古川市平岡町高畑
午前0時を過ぎても営業中で明るいハローズ店舗=加古川市平岡町高畑

 中四国を地盤とし、兵庫県内にも13店舗を展開する食品スーパーのハローズ(本部・岡山県)。最大の特徴が「全店24時間営業」だ。いわゆる「田舎」やロードサイドの店舗も含め、全ての店で一晩中、明かりを付けている。かつてはスーパー各社がこぞって24時間営業を導入したが、夜間利用の少なさや人手不足などを背景に、多くの企業が縮小させた。そんな中でハローズは異色の存在で、なおかつ高収益で成長を続けている。(広岡磨璃)

 「夜中でも明るく、必要なものが買える。地域のお客さまから、そう言われて喜ばれている」。ハローズの佐藤利行社長(76)がえびす顔で語る。

 同社の店舗は、中四国では県庁所在地にも郡部にも立地し、周辺人口は大きく異なる。兵庫県内でも、西二見店(明石市)と西脇店(西脇市)を同じ条件で比較すると、商圏人口に6倍もの開きがある。

 それにもかかわらず、全店で24時間営業を続けている。なぜか。長年をかけて育てたビジネスモデルが24時間営業であり、成長の源として確立したからだ。

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