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 神戸市医師会は19日、同市内で会見を開き、一般診療所が新型コロナウイルスの感染疑いがある患者と対応する際のマニュアルを明らかにした。市民に対し、拡大を防ぐため感染リスクがある場合は来院前に電話連絡してほしいと呼び掛けた。

 市医師会は、感染リスクの高い人と低い人に分けた2種の「トリアージフロー」を作成し、各診療所に通知した。37・5度以上の発熱や呼吸器症状があり感染者と濃厚接触した人らは、原則診療せず、帰国者・接触者相談センターに連絡してもらうことを明記した。

 また、リスクの低い人が直接来院しても一般患者と同じ部屋にならないようにし、軽症者には自宅で安静を指示するよう求めた。中等症は対応可能な病院に、重症は市内各区の保健センターにそれぞれ連絡するとした。

 近藤誠宏副会長は「診療所がクラスター(感染者集団)になってはいけない。診療所の患者の多くは基礎疾患を持っている。守らないといけない」といい、危機感をにじませた。(井川朋宏)

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