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国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)
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国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)

 新型コロナウイルスの感染患者に対応できる兵庫県内の病床が、ほぼ満床の状態を脱し、約100床の空き床を確保したことが24日分かった。軽症者ら約90人がホテルなどの療養施設に移ったことに加え、退院者が増えたのが主な要因。県は「命に関わる患者の対策がさらに重要になる」として、重症者向けの病床を現在の約40床から60床に拡大する。

 兵庫では4月1~23日に432人の感染を確認。3月の1カ月間(148人)の3倍近くに達した。1日当たりの感染判明が最多の42人だった4月11日は、入院患者が253人にまで増え、県の担当者は「(病床数が)限界ぎりぎりだった」と打ち明ける。

 一方で、県は軽症や無症状の患者を民間施設に移送する取り組みを同日スタート。これまでに神戸市の研修施設と姫路、西宮両市にあるホテルに計378室を確保し、この3施設で約90人が療養しているという。

 施設への移送に加え、4月11~23日で120人以上が退院。また18日以降は県全体の感染者数が1日当たり20人前後で推移した。その結果、受け入れ上限(23日時点で366床)の約3割に当たる約100床の空き病床を確保できるまでに改善した。

 県の担当者は「感染確認は比較的落ち着いた状態だが、急増する可能性はある」と警戒。公立病院などに協力を依頼し、4月末までに病床数を計500床に拡大する。軽症者向け施設も700室の確保を目指す。

 県立加古川医療センター(加古川市)や神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市)などを中心に重症者向けの病床を増やし、人工呼吸器などの医療機器は導入費を支援する。(藤井伸哉)

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