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病床用のカメラが捉えた映像を見る医師=神戸市立医療センター中央市民病院(同院提供)
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 新型コロナウイルスの院内感染リスクを減らすため、神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)は13日までに、新型コロナ患者の病床に設置したカメラを通じて補助的な診断や、ビデオ通話ができる遠隔通信システムを導入した。医療従事者が患者と接触する機会を減らせる上、患者と家族間のやりとりも可能になる。こうしたシステムの病院への導入は全国的にも珍しいという。(井川朋宏)

 同院では、4月に職員と患者計35人が集団感染し、感染防止策として、4月下旬から院内の通信環境やシステムの整備に着手していた。今回、患者の病床に設置するカメラ約10台と、患者の姿を映すための専用端末4台、タブレット端末約20台を配備した。

 患者の姿は病床のカメラを通じて、スタッフステーションや、家族らが訪れる控室のモニター画面に映し出される。医師や看護師は、通話をしながら患者の病状を確認できる。また、映像は拡大が可能で、患者の瞳孔まで鮮明に分かるという。タブレット端末でも、ビデオ通話アプリを利用して、お互いに顔を見ながらやりとりできる。

 同院は現在、患者との面会や、病床へのスマートフォンなどの持ち込みを原則禁止しており、同システムを活用して患者と家族のつながりの確保や、精神的なケアにつなげたい考えだ。

 同院の小塚満幹(みつとし)・総務課担当課長は「医療従事者とともに、コロナ以外の患者の感染リスクも低減できる。今後さらに広げたい」と話している。

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