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関西福祉大・勝田吉彰教授(渡航医学)
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関西福祉大・勝田吉彰教授(渡航医学)

■関西福祉大・勝田吉彰教授(渡航医学)の話

 ひとまず第1波は乗り越えられた。ただ今後、海外と人の往来が増え、ウイルスが持ち込まれる懸念がある。夏はウイルスにとっても過酷な環境だから、気温が1桁台に下がってくる秋ごろに第2波が来る可能性がある。それまでに、反省を踏まえて体制を立て直すべきだ。

 第2波は、どこかでクラスター(感染者集団)が発生するという形で始まるだろう。重要なのは、こういったクラスターを早期に見つけて感染経路をたどる調査を迅速に進めることだ。PCR検査だけでなく、精度が上がることが期待されている抗原検査や抗体検査も併せて活用することを模索すべきだ。兵庫県の休業要請の基準には、PCR検査の陽性率という指標を加えてもいいかもしれない。

 第2波の兆しをつかんだ際には、県民が外出自粛や休業要請にいかに早く応じるかも重要。会社を休んでも収入が補償されるなど、軽症者が検査を敬遠しないようにする仕組みづくりを考える必要もあるだろう。

 コロナ禍で、多様な保健所機能の大半ができておらず、職員が足りない。患者の重症度に応じて医療者が対応できるよう、人的配置や仕事内容を柔軟に見直すことも求められる。

 緊急事態宣言解除後も、「3密」を避けることを日常的な基本動作にしなければならない。少なくとも2年は、こういった社会的距離を取る生活が続くだろう。(聞き手・霍見真一郎)

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