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神戸市立医療センター中央市民病院と、その駐車場に整備される新型コロナ重症者専用の臨時病棟の予定地=神戸市中央区(神戸市提供)
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神戸市立医療センター中央市民病院と、その駐車場に整備される新型コロナ重症者専用の臨時病棟の予定地=神戸市中央区(神戸市提供)

 新型コロナウイルス感染の第2波に備え、神戸市は2日、市立医療センター中央市民病院(同市中央区)の駐車場に、コロナ重症者専用の臨時病棟(36床)を整備すると発表した。コロナ患者がいた病棟を中心に同院で患者や医師、看護師ら36人が集団感染した経験から建物を分離。9月末~10月の運用開始を目指す。また6月3日から、命に関わる急患を受け入れる3次救急を約2カ月ぶりに再開することも明らかにした。

 臨時病棟はプレハブ平屋で、医療機器を含め事業費5億円。本館西の職員駐車場(約2千平方メートル)に建て、床面積千平方メートル以上。全部屋個室で人工呼吸器12台、人工心肺装置「ECMO(エクモ)」1台を備える予定。病床は新たに増やさず、現行の全768床に含め運用する。同様の専門病棟では、民間の千葉西総合病院(千葉県松戸市)などの先行例がある。

 会見で木原康樹院長は「感染の有無で明確に分けた医療体制として一番適当では」。久元喜造市長は「通常医療の制限緩和や他の医療機関の負担軽減にもつながる」と意義を強調した。

 また同院は、4月中旬から原則停止していた3次救急を3日から再開する。手術や入院を伴う2次救急、一般の入院や手術も拡大。コロナ患者の減少を受け、重症・中等症向けの病床は最大51床から32床に縮小する。

 同市は併せて、市内の病院を支援する「こうべ病院安心サポートプラン」も発表。コロナの入院患者を受け入れ、市が指定した院内感染防止策を行う病院に月30万円を補助する。コロナ患者の専用ゾーン(原則10床以上)を設けた場合は月550万円を追加する。

 救急の「たらい回し」対策として7月以降、発熱患者の入院を受け入れた2次救急の輪番病院に、1人当たり5万円を支給。コロナ治療に関わる医療従事者らの心をケアする電話相談窓口も6月中に開設する。(井川朋宏、長谷部崇)

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