神戸刑務所(兵庫県明石市)は10日、受刑者が所内の工場で縫製した医療用のアイソレーションガウン約2200着を、神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)に提供した。
法務省からの指示で今月から縫製を始めた。同工場で働く受刑者約60人が担当したという。
今後も11月までに5万4千着を縫製し、医療機関に提供する予定。神戸刑務所は「医療用ガウンの縫製は受刑者が社会貢献を実感し、円滑な社会復帰につながると考える。今後も積極的に取り組みたい」としている。(村上晃宏)
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