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 新型コロナウイルス感染拡大の教訓を受けて、兵庫県は12日までに、同県西宮市と共に進める県立西宮病院(同市六湛寺町)と同市立中央病院(同市林田町)の統合再編について、新病院に感染症対策の中核機能を持たせる検討を始めた。阪神地域では同県尼崎市に感染症指定医療機関があるが、4~5月のコロナの感染拡大では病床が切迫した。統合新病院にも対応機能を整備することで、補完体制の構築を目指す。

 コロナの感染拡大を受けて、阪神地域では感染症病床が8床ある県立尼崎総合医療センター(尼崎市東難波町2)が対応。感染患者の急増に、救急医療などの急性期医療を維持しながらの対処を迫られ、事態は切迫した。

 一方、統合新病院を巡って、県と西宮市は昨年度、2025年度の開院を目指す基本計画を策定。県立県営で10階建て程度を想定し、アサヒビール西宮工場跡地(西宮市津門大塚町)に新築する。20年度は設計の着手を予定していた。

 県はコロナ対応の経験から、一般の診療機能を維持しながら重症の感染者に対応するためには、感染エリアと一般エリアの配置や動線の区分、陰圧設備や個室の整備が必要と判断。院内感染に配慮した構造にするため、基本計画の見直しも視野に入れる。

 開院は早くても5年後だが、県病院局は「統合新病院が圏域の感染症対策で中核的な役割を果たすことができるよう、地域の医療機関や西宮市などとも連携し、整備に取り組みたい」としている。(井関 徹)

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