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感染が疑われる患者は、パーティションを設けた部屋に隔離し、防護具を付けたスタッフが透析治療に当たった=神戸市北区鈴蘭台西町2、顕修会すずらん病院
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感染が疑われる患者は、パーティションを設けた部屋に隔離し、防護具を付けたスタッフが透析治療に当たった=神戸市北区鈴蘭台西町2、顕修会すずらん病院

 人工透析の治療を専門とする神戸市北区の「顕修会クリニック」では6月上旬、透析患者や医療従事者を対象に、感染歴を調べる抗体検査を実施した。結果は167人全員が陰性で、院内感染対策の成果を示した。

 神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)が3~4月に行った抗体検査(外来患者千人中33人が陽性)も参考に、地域の感染実態を把握するために調査した。透析患者119人▽看護師・看護助手22人▽医師6人▽その他の職員20人-から血液を採取。米国の検査キットを使用し、発症後1週間以上経過すると増える「IgG抗体」の有無を調べた。

 顕修会クリニックと、隣接する顕修会すずらん病院では、1日に計約60人が透析治療に訪れ、各4時間程度滞在する。感染対策として、送迎車では患者に体温の申告とマスク着用を求め、車内は前部と後部の間にビニールシートを設置。到着後に入り口でも検温と手指消毒を必須とし、透析室では換気を徹底してきた。

 これまでにすずらん病院では、発熱などで感染疑いのある場合は、PCR検査を実施し、患者は結果が出るまで隔離して治療に当たった。検査を受けたスタッフや患者ら44人は全員陰性だったという。

 同クリニックの門口啓(ひらく)院長(46)は「死亡リスクの高い透析患者が近くで暮らしていることを気に留めて、皆が感染予防の意識を持ち続けてほしい」と呼び掛けている。(井川朋宏)

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