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初めて公開された初の国産手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」=11月18日、東京都内
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初めて公開された初の国産手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」=11月18日、東京都内
神大医学部付属国際がん医療・研究センター=神戸市中央区港島南町1
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神大医学部付属国際がん医療・研究センター=神戸市中央区港島南町1

 国産の手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」を使った初めての手術が12月、神戸大病院国際がん医療・研究センター(神戸市中央区)で行われることが25日、分かった。9月に保険適用されており、前立腺がん患者の治療に活用される。

 神戸大大学院医学研究科長の藤澤正人氏(60)=腎泌尿器科学=が、同大の次期学長就任会見で明らかにした。

 ヒノトリは、執刀医の手の動きを再現し、内視鏡手術を助ける。川崎重工業(神戸市)とシスメックス(同)が折半出資した「メディカロイド」(同)が開発。藤澤氏は手術支援ロボの国内のパイオニアとして協力してきた。

 川重の産業用ロボの技術やシスメックスの医療ネットワークを活用して研究を進め、藤澤氏ら神戸大の医師らの意見を取り入れて完成させた。8月に薬事承認され、11月から販売が始まった。メディカロイドはまず泌尿器科系でヒノトリを運用し、他領域への拡大を目指すという。

 支援ロボの世界市場は、米国製「ダビンチ」が席巻しているが、高額な購入費や維持費が課題。藤澤氏は「ダビンチよりも低価格になる」としており、ヒノトリが市場に一石を投じるのかどうかが注目される。

 藤澤氏は「医療機器は輸入超過の状態で、非常に高額。企業と議論しながら一緒に開発した。参入は非常にリスクやハードルが高いが、乗り越えられた」と話していた。(上杉順子)

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